肩こりの原因は「巻き肩」かも!? 巻き肩の原因と対策方法

肩こりの原因は「巻き肩」かも!? 巻き肩の原因と対策方法

肩こりは「国民病」と呼ばれるほど、多くの方を悩ませています。
悪化すると頭痛を引き起こすこともあり、日常生活に支障が出てしまうケースも珍しくありません。

この肩こりですが、実は「巻き肩」が原因で起こっている場合も多いと言われています。
今回は巻き肩が肩こりの引き金になってしまう理由や、巻き肩の原因・対策方法などについて紹介していきます。

巻き肩とは? 巻き肩が肩こりを引き起こす理由

巻き肩とは、肩が内側に巻き込まれるような形で前に出てきている状態・姿勢のこと。
巻き肩になると胸部分が圧迫されて狭くなるため、呼吸が浅くなり血液の循環も悪くなります。
特に巻き肩の場合は肩周りの血行が悪くなるため、肩こりや首こり、頭痛を引き起こす原因になることも。

また浅い呼吸では体内の酸素が足りなくなるため、細胞が衰えなかなか疲れが取れなくなったり、老化が促進されるリスクも高まります。

更に長期間に渡り巻き肩状態が続くと、筋肉をコントロールする末梢神経の働きが衰えて肩が上がらなくなり「四十肩・五十肩」のような状態に陥るケースも見られます。
年代的に四十肩・五十肩を疑ってしまう方は多いですが、実際には巻き肩が原因であるためケア方法を間違えてしまって、症状が悪化するようなケースも珍しくありません。

強い肩の痛みが長く続くような場合には、なるべく早く医師に相談することが大切です。

巻き肩になる原因とは

巻き肩の原因で多いものは横向き寝や猫背ですが、最近はスマホやパソコンを長時間使用することにより姿勢が悪くなり、巻き肩に陥る方が増えてきています。
スマホやパソコンは巻き肩だけでなく、目の疲れを引き起こし肩こりの原因になることも。

また家事・育児などで前かがみになりやすい方や、腕をよく使うような仕事をしている方も巻き肩になりやすいため注意が必要です。

巻き肩を治すための対策方法

巻き肩を治すための対策方法

巻き肩を治すためには、小さく萎縮させられ固まっている胸の筋肉「大胸筋」や胸の骨「助骨」を動かしほぐしていくストレッチが有効です。

入浴後の体が温まっている時には、後ろで手を組んで意識的に胸を開いていくストレッチや、大きく背伸びをして助骨を開いていく動きなどを取り入れていきましょう。
巻き肩の方は毎日の呼吸が浅くなっていることも多いため、しっかり深呼吸をするよう意識しながらストレッチを行うとより良いですね。

また睡眠前にデコルテ部分や肩・腕などを優しくマッサージするのもオススメ。
マッサージを行うことで姿勢を意識できますし、血行を促進し筋肉を柔らかくほぐす効果も期待できます。

スマホやパソコンなどが生活の中でなくてはならないものになってきました。そのため、巻き肩に悩む方が増えてきているのも事実です。
毎日の生活の中で姿勢に気をつけたりストレッチを行うなどの工夫を取り入れて、巻き肩をしっかり解消していきましょう。

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