「肩こり」の解消に効果的なお風呂の入り方やストレッチとは?
ストレートネックは現代病のひとつと言われており、ストレートネックによる体調不良に悩まされている方も多いようです。
ストレートネックになる原因のひとつとして不自然な姿勢でパソコンやスマートフォンの操作を続けることが挙げられますが、実はほかにも意外な原因があるのです。
ストレートネックの構造について見ていきながら、ストレートネックのタイプ別の違いについて解説します。
「肩こり」の解消に効果的なお風呂の入り方やストレッチとは?
毎日のお風呂タイムは、人の心と体を癒すとても大切なもの。
そのまま入っても体を温め筋肉のコリや疲れを取ってくれる作用がありますが、入り方を少し工夫するだけで、辛い肩こりを重点的に和らげることができます。
今回は「肩こり」が気になる方にオススメしたい「お風呂の入り方」について紹介していきます。
肩こりに効果的なお風呂の温度・入浴時間とは?
お風呂に入ると体が温まり全身の血行が良くなります。
血行促進により固まった筋肉を柔らかくすることが、入浴による肩こり解消のポイントです。
適度な温度での入浴は心身のリラックス効果も高いため、筋肉の緊張を取り除いて肩の張りやコリを解消する効果をより高めてくれます。
そのため肩こりをケアするには、ぬるめのお風呂に肩あたりまでゆっくり浸かる「全身浴」がオススメ。
39度〜40度程度のぬるめのお湯に15〜20分程度浸かり、体全体をよく温めましょう。
また、肩こりは首から肩にかけてつながっている筋肉のコリであるため、入浴中は首も忘れずに温めてあげることが大切です。
首周りにはお湯で温めたホットタオルを乗せ、しっかり温めるケアを行っていきましょう。
もし心臓が悪いなどで全身浴が体の負担になる場合は、お腹が隠れる程度のお湯で「半身浴」を行ってもOK。
この場合は20〜30分程度入浴し、肩や首の部分にもお湯をかけたりホットタオルを乗せ温めてあげると良いでしょう。
お風呂の中でできる肩こり解消ストレッチ
入浴中は血行が促進されるため、ストレッチの効果をより高めることができます。
できれば入浴中も無理のない範囲で、簡単に肩や腕などを動かすストレッチを取り入れていきましょう。
お風呂に入り体が温まってきたら、腕を回して肩から背中の上部の筋肉を動かしたり、肩を後ろに引く・前に押し出すような動きをすると肩の筋肉がほぐれます。
肩を上に引き上げた後、力を抜いて一気に肩を下ろすストレッチもオススメです。
お風呂に入っても手や足がなかなか暖かくならない場合は、その部分を軽く揉んだりして血行を促進してあげましょう。
滞った部分の血液の流れを良くすることで、全身の血行促進効果がより高まります。
お風呂に入る際の注意点
肩こり解消には体を温めることが大切ですが、あまり熱すぎるお湯での入浴は逆効果になってしまう場合も。
熱いお湯の方が血行促進効果が得られそうですが、実は熱いお湯は交感神経を刺激してしまうためリラックス効果が得られず、筋肉が緊張して血行も悪くなってしまうので注意が必要です。
またせっかく体を温めても、入浴後に湯冷めをすると一気に血行が悪くなってしまいます。
お風呂から上がったらすぐに体の水分を拭き取り、浴室や脱衣所・部屋の温度も低くならないよう気をつけて、入浴後の体を冷やさないよう注意していきましょう。
酷くなると首コリや頭痛の原因にもなってしまう「肩こり」ですが、毎日の入浴で緩和していくこともできます。
なるべく毎日の入浴にこれらの方法を取り入れて、肩こりの悩みをスッキリ解消していきましょう。