重い肩こりを解消する「肩もみ・肩たたき」の正しい方法
重い肩こりに長い間悩まされてきた方も多いのではないでしょうか。
少しでも肩こりを緩和しようと自分で肩もみや肩たたきをする方は多いですが、実は間違った方法で肩もみや肩たたきを行うと、逆に症状が悪化してしまう可能性があります。
今回は肩こりを解消する「正しい肩もみ・肩たたき」の方法について紹介していきます。
肩もみや肩たたきはなぜ必要? 肩こりの原因とは
肩こりは他の部分のコリと同じく、筋肉が緊張し血行が悪くなることで起こります。
同じ姿勢で仕事をしていたり重いものを持つなど、一部分の筋肉だけを使っていると筋肉疲労が蓄積し、血行が悪くなることでその部分が固くなってコリ症状が発生します。
最近ではパソコンなどによる目の疲れやストレスなども、肩こりの大きな原因のひとつになっています。
そのため肩こりを改善していくには、なるべく筋肉の疲労を溜めないようにすることと共に、正しい肩もみ・肩たたきにより血行を促進させ、筋肉の疲労を取ってあげることが非常に重要なポイントになります。
正しい肩もみ肩たたきの方法・注意点とは
肩のコリが辛い時に肩もみや肩たたきをしたくなる方は多いですが、固いままの筋肉を力強く叩いたり揉んだりすると、筋肉が破壊され肩のコリが悪化してしまうリスクが高まります。
そのため肩もみや肩たたきをする前には、首から肩にかけての筋肉を蒸しタオルでよく温めていきましょう。
肩たたきをする時は、手のひらを広げて軽く肩周りをたたいていきます。
手を握りしめて思いきり叩くのはもちろんNG。指もしっかり開き、チョップをするような動きでトントントンと優しくリズミカルに肩の筋肉をほぐしていきましょう。
蒸しタオルを使った肩もみ・肩たたきのコツ
蒸しタオルで患部を温めると、血行が良くなり固くなった筋肉を柔らかくほぐすことができるので、肩もみや肩たたきにより筋肉を傷つけるリスクを軽減することができます。
蒸しタオルは、よくしぼったタオルをレンジで1分程度温めれば作ることができますし、入浴後の血行が良い時に肩もみや肩たたきを行うのも良い方法です。
蒸しタオルで患部をしっかり温めたら、手のひらを使って肩もみを行っていきます。
この時注意したいポイントは、手の指先ではなく手全体を使って優しく揉んでいくこと。
指先を使うと筋肉へ力が強くかかりすぎてしまうので、なるべく手のひらの平らな部分を使ってマッサージを行い、血行を良くしていきます。
少し物足りない気と感じる方も多いと思いますが、強くやり過ぎると筋肉を傷つけてしまうので、極力優しく指の付け根で肩の肉をはさむようなイメージで肩もみを行っていきましょう。
正しい肩もみ・肩たたきの方法で肩の重みをスッキリ解消!
辛い肩こりを解消していくために有効な肩もみや肩たたきですが、正しいやり方で行わないと筋肉を傷つけ逆効果になってしまいます。正しい肩もみ・肩たたきの方法をしっかり身につけて、肩こりをスッキリ解消していきましょう。