自分で確認しよう! ストレートネックのセルフチェック
近年ますます注目されてきている「ストレートネック」ですが、肩こりや首の痛みなどのちょっとした症状がストレートネックのシグナルの場合があります。
そこで今回はストレートネックを自分で確認するセルフチェック方法をご紹介していきます。
ストレートネックとはどんな状態か?
ストレートネックの定義は「首の骨(頚椎)の角度が生理的前湾角度30度以下になってしまっている状態」を指します。
姿勢の乱れなどで頭が下がってしまい、本来はやや前屈になっているはずの首の骨がピンと直立(ストレート)になっている状態です。
ストレートネックによる代表的な症状は肩こり・首の痛み・だるさ・腕の痺れなどですが、悪化するとめまい・頭痛・吐き気・耳鳴り、さらには脳梗塞につながる危険性もあるのです。
姿勢からのストレートネックのチェック方法
一定の姿勢をつくることでストレートネックをチェックする方法があります。
まず椅子に座りそのまま首を後に倒し、まっすぐに天井を見上げてください。
この際に首の後ろが痛む場合、ストレートネックの疑いがあります。
肩こりを感じる程度の痛みであればストレートネックになり掛けている状態の可能性があり、激痛を感じる場合はすでにストレートネックがかなり進行している可能性もあります。
身長測定のようなイメージで身体を壁にくっつけてみましょう。
この際に頭からかかとまでがしっかりと壁にくっつけばストレートネックの可能性はそこまで高くはありません。
一方で後頭部が壁にくっつかなかったり、背中を壁から離して反らさないと頭が壁に付かない場合などはストレートネックの疑いがあります。
生活習慣からのストレートネックのチェック方法
続いて生活習慣などの外部要因からストレートネックをチェックする方法をご紹介します。
次の事に心当たりがないかチェックしてみましょう。
・毎日長時間のデスクワークをしている
・スマートフォンやPC、読書などを毎日長時間行っている
・バレエやダンスなどで姿勢矯正している
・スポーツや交通事故などで頭や首へ強い衝撃をうけた
・加齢により首周りの衰えを感じる
これらの点に心当たりがあり、さらに肩こりや首の痛みなどストレートネックに関する症状が出ている場合は、ストレートネックの疑いがあります。