痛みを解消したい！腰の鋭い痛みの原因とストレッチ法

身体を動かす際に、腰に電気が走ったようなピリッとした痛みを感じることがありますか。
これは腰痛のひとつで、そのまま放置していると慢性的な腰痛に進行してしまうことがあります。
症状の改善には痛みの原因にあわせて対策をとることが大切です。

腰の鋭い痛みの原因と効果的な腰のストレッチ法についてご紹介します。

腰痛といえば、鈍い痛みが生じることで知られているので腰にピリッとした痛みを感じることで不安な気持ちになる方もいるかもしれません。
しかし、このような腰の痛みは筋肉の血行不良によって生じるもので血液の流れが悪く酸素が不足していることを知らせるサインなのです。

筋肉が血行不良になる原因には、仕事などで長時間パソコンに向かうことや姿勢の悪さなど挙げられます。
無理な姿勢を続けていると筋肉が緊張した状態となり血液の循環が悪くなってしまいます。

また、腰の痛みがあるとなるべく腰を動かさないようにするのでますます腰痛は悪化してしまうのです。

腰に鋭い痛みが走る場合、毎日の生活のなかで血行を促す対策をとると良いです。
正しい姿勢をとることは腰への負担を軽減させます。普段から正しい姿勢を意識しましょう。

入浴の際はシャワーだけで済まさずに、お風呂にゆっくりと浸かって血行を促します。
また起床時や就寝時に簡単なストレッチを実践してください。
生活していくなかで空いている時間を見つけて腰回りの筋肉をほぐして血行を促すのも効果的です。

簡単に実践できるストレッチ法をいくつかご紹介します。

・仰向けで実践するストレッチ法

①仰向けになって両足をまっすぐに伸ばします。
まず右足の踵に力を入れて、ふくらはぎが心地よく感じるように足を伸ばします。
次に左足も同じように伸ばします。
今度は、左右どちらか伸ばしやすい方の足を繰り返し伸ばし続けてください。
最後に足を左右交互に伸ばしてみて、伸び具合の差がなくなったら完了です。

②仰向けになって足先と膝をきちんとつけたまま両膝を立てます。
この状態を維持したまま、両足を左側に倒します。
次に右側に倒します。

左右どちらか痛みがなく倒しやすい方に繰り返し倒し続けてください。
最後に両足を左右交互に倒してみて、どちらも倒しやすくなったら完了です。

・うつ伏せで実践するストレッチ法
うつ伏せになって、両足をまっすぐに伸ばします。
まず左足の膝を身体の左側にくるように曲げます。
同様に右足の膝を身体の右側にくるように曲げます。
左右どちらか曲げやすい方の足を繰り返し曲げ続けます。
最後に足を左右交互に曲げてみて、曲げ具合の差がなくなったら完了です。

これらのストレッチは痛みを感じたら無理をしないことが肝心です。
無理をしてストレッチを続けてしまうと腰痛が悪化してしまうことも考えられます。

自分の体調に合わせて適度にストレッチを行いましょう。

腰の部分に鋭い痛みを感じるようになった時、できるだけ早めに適切な対策をとることが大切です。

このような場合、血行を促して筋肉の凝りをほぐすことで改善を目指せるので、毎日の中で簡単に実践できる方法を続けていくと良いでしょう。