反り腰? 仰向けで寝た時に腰痛を感じる場合の対処法
腰痛にお悩みの方の中には、朝起きた時に痛みを感じるという方も多いと思います。
もし仰向けの姿勢で寝ていて、起きた時に腰痛を感じるのであれば、「反り腰」が原因となっている可能性があります。
反り腰とはどういうものなのでしょうか。
気になる、反り腰の原因や腰痛との関係、対処法などについてご紹介します。
仰向けに寝ると腰痛になる原因は?
仰向けで寝て起きた時、腰に痛みを感じる場合には「反り腰」が疑われます。
反り腰というのは、身体の重心が後ろに移動してしまい、腰が反った状態になる症状です。
一般的には女性に多い症状で、「ハイヒールで歩く」「内股で歩く」「妊娠してお腹が大きくなる」などといったことが原因となるケースが多いです。
また男女問わず、肥満により腰の重心が後ろに移動してしまうのも原因の一つです。
常に腰が反っている状態なので、そのまま仰向けの寝方をしてしまうと、寝ている間ずっと腰に負担が掛かるため、朝起きた時につらい痛みを感じることになるのです。
反り腰になっていないかチェックしよう
仰向けの寝方で腰痛を感じる方は、自分が反り腰になっていないかを確認してみましょう。
反り腰の確認方法としては、背筋をピンと伸ばし顔は真正面を向き、身長測定をする形で壁に身体を近づけてみて下さい。この際に背中とおしりが一緒に壁につくなら正常です。
先におしりが壁に付いてしまう場合は、反り腰の疑いがあります。
一方で背中が先に壁に付く場合は猫背ぎみかもしれませんね。
反り腰の対処法
反り腰の一時的な対処法としては、以下のようなものが挙げられます。
・身体を丸め横向きの姿勢で寝る
・膝を立てて寝る
・膝にクッションなどを置き、下半身を高めにして寝る
など
こういった方法を取れば、一時的ではありますが仰向けの寝方でも腰痛を和らげることができます。
また、根本的に反り腰を治す方法としては以下が挙げられます。
・ハイヒールを履かない、歩き方を見直す
・ダイエットをしておなかを引っ込める
・骨盤を矯正するなど
あまりに反り腰が酷い場合は、医師の診断のもと治療なさることをおすすめします。
反り腰についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
思い当たる原因などはあったでしょうか。
仰向けで寝た翌朝に腰痛を感じるという方はぜひ参考になさってください。