腰痛が気になる方必見! 腰を痛めない正しい立ち姿勢と歩き方
腰痛と歩き方には、実は密接な関係があります。背筋が曲がっていたり、重心がずれていたりといった歩き方は腰に負担を掛けてしまいます。
つまり間違った歩き方をしていることで、腰痛を悪化させることに繋がるのです。
今回は、腰への負担を減らす正しい歩き方についてご紹介していきます。
■立ち姿勢
まず歩く前に「立ち姿勢」を正す必要があります。正しい立ち姿勢のポイントは以下の通りです。
・背筋をピンと伸ばし、あごを引く
・目線は正面を向く
・肩の力はやや抜く
・腹筋にやや力を入れ、お腹の重心が前に行き過ぎないようにする
・足の親指で立つイメージで、両足の親指のつけ根に体の重心を置く
これを行うことで、正しい立ち姿勢となります。
この状態を維持しつつ歩いていくことで、腰への負担が減り腰痛を和らげることができます。
立ち姿勢を何度も繰り返して、身体に染み込ませるようにしてください。
■自然に両腕を振る
腰に負担を掛けない歩き方としては、両腕を交互に振りながら歩くことがポイントです。
力み過ぎず交互に両腕を振って、それが自然なアクションとなるように歩いていきましょう。
前方に腕を振りすぎると重心が前方に傾いてしまい背筋が曲がってしまうことがありますので、やや後方に向けて大げさに振るほうが良いです。
■かかとからつま先を意識して歩く
足を地面に付ける際、まずはかかとから着地させることを意識してください。
その後、足の裏、つま先の順に着地させます。かかとからつま先にかけて徐々に重心を移していくということです。
これを意識することで、正しい姿勢が保たれ腰痛を和らげることが可能です。
なお、つま先立ちのような歩き方は一番悪いパターンです。
ハイヒールを履いている際も、無意識でこうした歩き方になってしまいます。
腰痛を和らげるためには、できるだけつま先立ちになる靴を履かないことをオススメします。
■一本線を意識して歩く
地面上に一本線が引かれていることをイメージし、その上をなぞるような歩き方をすることも大切です。
これを行うことで、無意識に正しい姿勢や重心を保つことができるようになります。
歩き方を見直すだけで、腰への負担を減らすことも可能です。また歩き方が綺麗になることで、周りからの印象も良くなることでしょう。
また重心のバランスが左右均等になることで、肩こりの解消も予想されます。
腰痛や肩こりが気になる方、普段の歩き方に自信が無い方はぜひ今回紹介した歩き方を試してみてください。