さまざまな症状を引き起こす? 「ストレートネック」を甘くみない!

さまざまな症状を引き起こす? 「ストレートネック」を甘くみない!

デスクワーク中心の仕事をしている方、毎日スマートフォンを長時間眺める方は要注意です。
いつの間にか前傾になり肩や背筋が内側に丸まって顎が突き出た姿勢、それがストレートネックの始まりです。

ストレートネックは本来湾曲しているはずの頸椎が真っ直ぐになっている状態のことを指します。
湾曲していなければならない頸椎が真っ直ぐになっていることで、さまざまな悪影響が表面化します。

今回は、ストレートネックが招く症状について紹介していきます。

ストレートネックには個人差がある

現代社会においては、ストレートネックになる要因があふれています。
完全なストレートネックになったからといって、全ての方に症状が現れる訳ではありません。

症状の出方には個人差がありますが、実のところストレートネックは色々な危険をはらんでいます。
一度原因をチェックして、姿勢を見直すようにしたほうが良いでしょう。

ストレートネックの原因

ストレートネックを招く代表的な要因はスマートフォンの多用です。
スマートフォンを目の前に持つと、うつむいた状態で画面をのぞきこむ姿勢になります。
この姿勢は、首に負担がかかりやすいと指摘されています。

初めは首を真っ直ぐにした状態でスマートフォンを使用しているかもしれません。
ですが手が疲れてくれば自然と画面は下がっていきます。
画面を見ようと思うと、首もどんどん下を向いていくために首に負担がかかるのです。
真っ直ぐ立った状態で首にかかる負担が4~5kgとすると、前かがみ60度の状態でかかる負担は27kgだとされています。

意外ですが、姿勢が良すぎてもストレートネックになる場合もあります。
バレリーナやダンサー・アイススケートをしている方は常に真っ直ぐな姿勢を意識するため、ストレートネックを招きやすいです。

ストレートネックの症状

ストレートネックの症状

ストレートネックになると首に負担がかかるので、首や肩のコリはもちろんですが血行が悪くなったり筋肉が緊張したりします。
その影響で、神経痛やめまい・ふらつき感を伴うことも分かっています。

また酷くなると頸椎症や椎間板症になることもありますし、そうでなくても手のしびれや胸やけ・吐き気を伴うこともあります。
場合によっては自律神経失調症やうつになることもあると言われているので、ストレートネックを軽く考えないほうが良いでしょう。

対策は姿勢を良くすること

対策として取りざたされているのは、何より姿勢を良くすることです。
骨盤が歪んでいても、外反母趾や偏平足の場合でもストレートネックの原因になります。
体全体のバランスを整えてから、姿勢を維持できるように意識していくことが大切です。

首のマッサージや牽引は、一時的な血行促進や筋肉緩和にしかなりません。
ストレートネックになっているようであれば、根本的に姿勢を見直すようにしましょう。

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