その消えないクマ、実は肩こりが原因!?
クマは不健康に見えてしまうだけでなく、老け込んで見えることもあるため早く解消したいものです。
しかし、「よく寝たのにクマがなかなか取れない」という方もいるのではないでしょうか?
実は、そのクマの原因は睡眠不足ではなく、肩こりにあるかもしれません。
ここでは、肩こりがクマの原因になる理由をご紹介します。
青クマは寝てもとれない場合がある?
クマにはいくつか種類がありますが、血行不良によってできるのが青クマです。
目元の皮膚は薄いため、少しでも血行が悪くなるとうっ血して青く見えてきてしまいます。
ストレスによって血行が悪くなると、うっ血して血液が黒ずむため、外側からは青黒いクマとして見えるのです。
この青クマの原因は、睡眠不足の他に、疲労・ストレス・血行不良・ドライアイ・眼精疲労などが考えられます。
ひどい肩こりは青クマを引き起こす?
肩や首がこるということは、筋肉が緊張していて血行不良の状態だということ。
血行不良になるとリンパの流れも悪くなってしまうため、顔へ十分な栄養や酸素が届きにくくなってしまいます。
そのため、顔への血流も悪い状態になるため、青クマができてしまうのです。
長時間同じ姿勢をとることが肩と首のこりを引き起こすので、デスクワークでの肩こりが大きな原因になると考えられます。
青クマを解消するには?
青クマは目の周りの血行をよくすることが重要です。
目の周りの血行を良くするには、蒸しタオルを当てて温めたり、強めの瞬きで筋肉を動かして血行を促進するなどが効果的です。
食べ物では青魚がおすすめです。あじやイワシなどにあるEPA・DHAには血液をサラサラにする成分があるため、血行が改善されます。
上に紹介した方法も有効ですが、肩こりを治さなければ根本的には解決しません。
青クマを改善するには、目の周りの血行改善をしながら肩こりも改善していきましょう。
次に簡単にできる体操を紹介します。
・肩甲骨を回すように肩をぐるぐる回す
・両手を組んで真上にぐっと伸びをする
このような体操を習慣にするだけでも、肩こりは改善されてきいますよ。
また、肩こりの原因となる猫背を改善することも大切です。
《猫背を改善するストレッチ》
1.両腕を肩の高さまで上げ、左右に広げる
2.指先が真上になるように肘を90℃に曲げ、手のひらを正面に向ける
3.胸を開くように、肩甲骨を閉めるのをイメージしながら腕を後ろに引っ張る
多くのケースで、目のクマは血行不良が原因ですが、目の周りだけケアしていてはクマがなくすのは難しいでしょう。
特に肩こり・首こりを常に感じている方は、こりを改善することが重要です。
仕事で疲れている意識がなくても、実はスマホの使い過ぎも肩こりを引き起こす最も身近な要素です。
特に寝る前のスマホ操作は、悪い姿勢が続くだけでなく、睡眠の質も悪くなり、目も疲労させてしまいます。
血行不良と肩こり、そして睡眠を改善していくことが目のクマ解消のポイントですよ。