そのメガネ、度数合ってる? 定期的な検査で肩こり予防

そのメガネ、度数合ってる? 定期的な検査で肩こり予防

メガネやコンタクトを長時間着用していると目が疲れるという話をよく聞きますが、その原因は度数の合わないレンズにあるかもしれません。
メガネの場合は、フレームが顔に合っていないとさらに負担を感じてしまいます。

そして、度数やサイズのあっていないメガネ・コンタクトが招くのは眼精疲労だけではありません。
なかなか治らない肩こりの原因も、そのメガネにあるかもしれないのです。

7割もの人が実際に肩こりを感じている

あるアンケートでは、「メガネやコンタクトが肩こりの原因になることがあると思うか?」という質問に対して約7割もの人がYESと回答しました。
さらにYESと答えた人のうち、ほぼすべての人がメガネやコンタクトを日頃から着用していることが分かりました。

みなさん実体験として、メガネやコンタクトが肩こりの引き金になっていることを感じているようです。

なぜ肩こりが起こるの?

メガネやコンタクトの度数があっていないと、見づらいものを見ようと姿勢が悪くなったりしてしまいます。
物をじっくりと見ようとする際はついつい上半身が前傾姿勢になりがちですよね。

その姿勢を長時間つづけることによって肩や首まわりの筋肉に負担が掛かり、肩こりへとつながってしまうのです。

老眼が始まる30~40代は特に要注意

ホッカイロは「風門(ふうもん)」に貼ろう

30代後半から40代にかけては、老眼による視力の変化がじわじわと訪れる時期です。

長年使い続けてきたメガネが現状の視力とは合わないことに気付くのが遅れたり、手元が見づらくなっていることを「気のせいかな」と油断してしまったりすることで、どんどん目に負担がかかってしまいます。
日常生活ではなかなか自覚のタイミングがなくても、視力は日々少しずつ変化していっているもの。

老眼の方に限らず、慢性的な肩こりに悩まされている方で、原因が今ひとつはっきりしないという場合は、もしかしたらメガネやコンタクトが現在の視力に合っていないことからくる眼精疲労が原因かも? と一度疑ってみてください。

定期的な検査で適切なメガネ・コンタクトをつけよう

見えない視力を補うために、そして無意識のうちに目に負担をかけることを防ぐためには、眼科で定期的に検査を受けることが欠かせません。
メガネの方は、フレームの歪みなどをメガネ屋さんでチェックしてもらうことも大切です。

目に余計な負担がかかると、それだけ筋肉が緊張しやすくなり、肩もこりやすくなります。
そのときどきの自分にベストなメガネ・コンタクトを常にキープできるよう、ぜひ信頼できる眼科やメガネ屋さんを見つけて、定期的な検査とフィッティングに訪れる習慣をつけましょう。

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