スマホも肩こりの原因に?! 肩こりを防ぐスマホの使い方
メールやSNSなどのコミュニケーションからニュースのチェック、動画や音楽、ゲームなどの娯楽まで、今や現代人にとって手離せない存在となっているスマートフォン。
そんな便利なスマホですが、実は肩こりを引きおこす原因のひとつになっているってご存知でしたか?
今回は、スマホの使用が肩こりを引き起こしてしまう理由と、肩こりを予防するスマホの使い方をあわせてご紹介していきます。
姿勢の悪さが肩こりを招く
みなさんは、スマホを使用している時の自分の姿勢を意識してみたことがありますか?
スマホを操作していると、どうしてもうつむきがちになってしまいますよね。
その際、首の後ろから背中にかけての筋肉は知らず知らずの間に強張っており、それが肩のこりに繋がっているのです。
また、この長時間にわたるうつむき姿勢は、首の自然なカーブが損なわれる「ストレートネック」を招く原因にも。
ストレートネックになってしまうと首のバネによる負荷の分散が上手くいかなくなるので、余計に首や肩に負担がかかることになってしまいます。
すると当然肩こりも悪化してしまうため、なるべく頭を下げず、長時間同じ姿勢を取り続けないことが肩こりを予防する対策のひとつです。
ディスプレイを見続けることで眼精疲労も
スマホを見ていたら、思ったよりも時間が経っていたという経験がある方も多いでしょう。
その間は、無意識のうちに普段よりもまばたきの回数が減ってしまっていたり、細かい文字を長時間読み続けることによって、目に疲労が溜まってしまっていたりします。
眼精疲労は肩こりの代表的な原因のひとつでもあるため、スマホの利用で目に負担がかかることが増えると、それもまた肩こりを引き起こすきっかけになってしまうのです。
肩こりにならないための使い方は?
スマホが肩こりの原因になると言われても、スマホの使用はやめられない……そんな方は、スマホを使う際に以下のようなポイントを意識してみてください。
■ディスプレイを目線の高さまで上げて、うつむき姿勢をやめる
■電車やバスなど、大きく揺れる乗り物の中では使用を控える
■長時間連続での使用は避け、1時間に1回くらいのペースで休憩する
上記の中でもうつむき姿勢は、先ほどご紹介したストレートネックにも繋がる、肩こり以外の症状を引き起こしやすい最も避けたいポイントです。
便利だからと言ってついつい長時間使用してしまい肩こりを引きおこしてしまうことのないようにしましょう。