サポーターで不安を改善! 【症状別】膝サポーターの選び方

サポーターで不安を改善! 【症状別】膝サポーターの選び方

立ち上がるとき・歩くときなど、私たちの膝は生まれてから酷使され続け、ある程度の年齢になるとどうしても膝の関節がすり減るなど、痛みや不安定感がでやすくなってしまいます。
その結果、「トシって嫌だなあ……と愚痴りながら、膝の酷使を続けてしまうのです。

しかし、そんな我慢をしなくても膝用サポーターを使えば、日常生活の中のつらい痛みも不安感も改善できるんです。

今回は膝用サポーターの効果や、失敗しない選び方のポイント、症状別の選び方について、詳しくご紹介していきます。

膝用サポーターの効果と選ぶポイント

私たちの膝は6本もの靭帯に支えられており、そのどれか1本でも支える力が弱くなると、膝に過剰な負担がかかり、強い痛みや不安定感を引き起こします。
膝用サポーターはこの弱った膝の靭帯の力を支え、膝が体重を支えることをしっかりサポートしてくれる効果があるのです。
さらに膝周りを温めて血行を良くすることで、辛い痛みを緩和する効果も期待できます。

そんな効果的なサポーターをぜひ使ってみたいと思ったら、次の4点を重視して、自分にピッタリの膝用サポーターを選んでいきましょう。

1. サポート機能や温め機能など、自分の求める機能があるか
2. 素材や縫製などがしっかりしていて、繰り返し使用する耐久性があるか
3. 汗ムレ対策が施されているか
4. 自分の体のサイズにあっているか

特に、次のような人にとっては、膝用サポーターは強い味方です。
重い物を持つ作業が多い仕事に就いている人
座る・立ち上がる機会が多い仕事に就いている人
ハイキングや登山などの趣味がある人

膝痛は慢性化しやすく治りにくいので、こういったリスクの高い人は痛みがひどくなる前から膝用サポーターの着用を検討して、膝痛を改善・予防していくことをおすすめします。

膝痛の症状別の選び方は?

膝痛の症状別の選び方は?

膝用サポーター選びで重視したいのが、サポーターのサポート力です。
膝用サポーターには一般的なサポーターと、「支柱付き装具」と呼ばれる、医療用にも使われるタイプのものがあります。
サポーターのタイプは次を参考に、自分の用途や症状に合わせて選ぶと良いでしょう。

普通のサポーター
膝の補強と保温が目的
膝の痛みを自覚してから間がない、梅雨時期や冬場だけ膝が痛む場合に適している

支柱付き装具
患部を固定して、衝撃やずれなどから靭帯を守ることが目的
歩く・走る際に膝が痛む、靭帯損傷や半月板損傷などの既往歴がある場合に適している

伸縮性のあるサポーター生地に柔軟性のある樹脂製の支柱を付加した支柱付き装具には、さらにソフト・ミドル・ハードと着圧に差がある3種類があります。
着圧が強すぎれば行動に支障が出て、弱すぎれば膝の痛みが悪化するリスクがありますので、次の目安を参考にサポート力も自分の膝の痛みにあわせて適切に選んでいきましょう。

ソフトタイプ~ミドルタイプ……日常生活を行うレベルで膝に痛みが出る場合
ミドルタイプ~ハードタイプ……運動中に膝が痛んだり、膝崩れやズレが生じる場合

快適な生活を送るためには、何事も予防が大切です。
自分の健康を過信することなく、早め早めの対策を行うようにしてください。

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