つらい腰痛にも効果アリ!「骨盤のゆがみ」のセルフ解消法
「骨盤のゆがみ」は腰痛の一番の原因とも言われています。
骨盤のゆがみは整体病院にいき骨盤矯正をしないと治らないと思われがちですが、自宅で治すことも可能です。
今回は、セルフで骨盤のゆがみを解消する方法についてご紹介していきます。
腰痛の原因は骨盤のゆがみ
腰痛の原因はさまざまなものがありますが、腰痛で苦しんでいる方の大半は骨盤がゆがんでいるというデータがあります。
骨盤のゆがみは生まれつきの体質や加齢によって発生することもありますが、それ以上に日々の生活習慣を原因とするケースが多いです。
例えば、姿勢が悪かったり同じ姿勢をずっと続けていたりするのも腰痛を引き起こします。
一部分の筋肉が圧迫・緊張し、それが骨盤のゆがみに発展していきます。
特に猫背で長時間デスクワークを行っている方は骨盤のゆがみが発生しやすく、腰痛持ちになりやすいです。
骨盤のゆがみのセルフ解消法
骨盤のゆがみは軽度であれば、セルフで解消させることもできます。
骨盤のゆがみのセルフ解消法を以下にまとめてみました。
①腰のストレッチ
脚を骨盤の幅に開き、踏みしめて立つ
膝を緩め、骨盤を意識して大きく円を描くように腰を回す
これを左右30回ずつ行いましょう。
②脚のストレッチ
手を身体の横に置き、両膝を立てて仰向けに寝る
体育座りの状態からそのまま後ろに寝転がるようなイメージです。
その状態で息を吸って吐きながら、両膝が離れないように意識して脚を左右に倒す
倒した後はその状態を10秒ほどキープする
これを左右10回ずつ行います。
③背中のストレッチ
仰向けに寝て両足を曲げる
両手で膝を抱えこみ、体を丸めた状態をキープする
膝とおでこがくっつくように意識すると良いでしょう。
この状態のまま、床で背中全体を刺激するように前後に転がる
これを20回程度行います。
これらのストレッチを日々行うことで、骨盤のゆがみを少しずつ解消させることができます。
特に就寝前に行うと効果が大きいです。
骨盤のゆがみが解消できない場合は
骨盤のゆがみが重度の場合、前述した方法ではなかなか解消させることができません。
骨盤のゆがみがひどい場合は「骨盤矯正」が必要ですが、骨盤矯正となると自分1人で行うのは困難です。
また骨盤矯正は素人が行うと上手くいかない場合もありますので、安易に自分で改善しようとしないようにしましょう。
ゆがみを治そうとした結果、反対に悪化してしまったというケースも少なくありません。
骨盤のゆがみが著しくなると腰痛もそれに応じて重症化してしまいます。
骨盤が開くことによって内臓が圧迫されて代謝を低下させるので、太りやすくなるなど美容面にも影響を与えかねません。
ゆがみが軽度なうちに対策し、適切な状態へと戻すように心がけてください。