肌荒れや顔のたるみにも、肩こりが美容に与える影響
「肩こり」が続くと肩がムズムズして嫌な気分になりますよね。
ですが、肩こりの影響は単にそれだけでなく、身体の健康や美容にも悪影響を及ぼしてしまうこともあるのです。
そこで、肩こりが一体どんな悪影響を及ぼしてしまうか以降でご紹介していきます。
1.肩こりの健康への影響
「肩こり」というのは肩周りの筋肉が緊張し、血液やリンパの流れが塞き止められてしまった際に起こる症状です。
つまり肩こりが起きると、肩から上の首、顔、頭に血液が上手く循環されない状態となっています。
このため血液によって首から上に栄養分が運ばれず、また老廃物が溜まったままになり脳や目の機能が乱れ、「頭痛」「めまい」「自律神経の乱れ」「眼球疲労」などを引き起こす原因となってしまいます。
また最悪の場合、脳梗塞などの脳の病気にも影響してしまうこともあるのです。
2.肩こりの美容への影響
肩こりは健康だけでなく、美容にもさまざまな悪影響を与えます。
①肌荒れ、肌のくすみ
肩こりが続くと血液が塞き止められ、顔に栄養分が運ばれなくなるため、肌細胞が上手く再生せず、肌荒れや肌のくすみの原因となることがあります。
②顔のむくみ
肩こりが続くと血液が塞き止められ、古い血液や老廃物が溜まったままの状態になりますので、これが顔のむくみの原因となってしまうことがあります。
特に首の前側や鎖骨付近で肩こりが起きている場合にはむくみが起き易いです。
③抜け毛の原因に
肩こりが続くと頭皮にも栄養分が運ばれなくなるため、頭皮環境が悪化したりヘアサイクルが乱れたりすることがあります。
結果、女性であっても抜け毛や薄毛の原因となってしまうことがあります。
④顔のたるみ
肩こりが続くと、肩の緊張で首や顔の皮膚が下に引っ張られた状態になります。
これにより顔の肉も下にずれていき、顔のたるみの原因となってしまうこともあります。
また肩こりが続くとその痛みから身体を守るため、無意識に背中が丸まったような状態になりがちです。
背中が丸まった状態が続くと顔の肉が下にひっぱられていくため、これも顔のたるみを促してしまいます。
⑤表情筋が固まる
肩こりが続くと、徐々に肩だけでなく顔までも緊張状態に入っていきます。
こうなってしまうと表情筋までもが緊張状態になり固まっていき、ほうれい線の発生や口角が下がる原因となり、顔が老けていきます。
⑥目のくま
肩こりが続くと、眼球疲労が発生し目の周りの血流も悪くなっていきます。
結果、それが目のくまをつくり、老けた印象を周囲に与えてしまうことがあります。
いかがでしたでしょうか。
このように肩こりは健康にも美容にもさまざまな悪影響を与えます。
このためマッサージなどを定期的に取り入れて血流を改善し、肩こりを未然に防いでいくことをおすすめします。