腰痛対策で楽に！腰に負担をかけない座り方とは？

腰痛の方にとって、長時間椅子に座り続けることはとてもつらいことですよね。

特にオフィスでは忙しい時などなかなか席を立つことができない場合があるので、腰痛がさらに酷くなってしまうことがあります。
そんな時、座り方を工夫することで腰への負担を軽減する対策をとることができます。

腰に負担をかけない座り方には、どのようなものがあるのでしょうか。

ずっと立ち続けるよりも椅子に座っている方が楽であることから、座っている時の方が腰への負担が少ないように感じるかもしれません。
しかし、実際には座っている時の方が腰への負担が大きいのです。
座って不自然な姿勢でパソコンを操作している時などは、なんと立っている時の約2倍もの圧力が腰にかかっています。

座っている時、ただでさえ腰に負担がかかってしまうのですから、腰痛を持つ方が椅子に座り続けると腰へのダメージが大きくなってしまいます。
仕事でどうしても長時間椅子に座らなければならない場合には、できるだけ座り方を工夫して腰への負担を軽減するようにしましょう。

・自分の座高に合わせて椅子の高さを調節して座る
椅子の高さが自分の座高に合っていないと、姿勢が悪くなり腰痛が悪化することがあります。
まずは椅子の高さが自分の座高に合っているかどうかを確認して、合っていない場合には椅子の高さを調節しましょう。
お尻の高さよりも、膝の高さがやや高くなるように調節すると座りやすくなります。

また、椅子に座る際は足など組まずに両足をしっかり床につけるようにすると、上半身の重さが分散されて腰への負担が軽減されます。

・姿勢を正しく保って深く座るようにする
腰痛を軽減するためには、椅子に座る際に腰の骨が起きた状態で90度の角度の正しい姿勢で座ることが大切です。
そのためには、椅子に座った時に、背もたれにお尻がくっつくくらいに深く腰掛けると良いでしょう。

90度の角度で座るのを自分で意識するのはなかなか難しいものですが、椅子に深く腰掛けることで自然と正しい姿勢を保ちながら座ることができます。
また、両足の裏をしっかりと床につけて座ることも大切なポイントです。

・腰痛対策グッズで腰への負担を軽減しながら座る
腰痛対策グッズの中には、腰への負担を軽減する対策がとれるクッションや座るだけで正しい姿勢に導いてくれるシートなどがあります。
自分自身で正しい座り方を維持するのが難しい場合には、このようなグッズを取り入れると良いでしょう。

腰痛の症状を悪化させないためには、座る時の腰への負担を軽減することが大切です。

椅子に座っている時にパソコンで作業をすると、どうしても姿勢が悪くなってしまいがちですが正しい姿勢を保つことで腰痛対策をとることができます。
日々の生活の中で座っている時間は多くあります。

今一度、自分の座っている時の姿勢を見直して腰痛防止や改善につなげてみませんか。