意外な原因!ストレートネックと自律神経失調症の関係

意外な原因!ストレートネックと自律神経失調症の関係

自律神経は神経の伝達を通して体内の重要な働きを支えています。
ストレスなどによって自律神経のバランスが崩れると自律神経失調症になることがあります。

しかし、実は原因はストレスだけではなくストレートネックになることで自律神経の働きに悪影響を与えてしまうことがあるのです。
ストレートネックと自律神経失調症の関係とはどのようなものでしょうか。

ストレートネックとはどんな状態のこと?

私たちの首の骨は通常30~40度程度、前方に曲線を描いている状態にあります。
このような骨の構造を保つことで、首をしなやかに動かすことができるのです。
ストレートネックというのは骨がまっすぐ不自然な状態になっていることを指します。

ストレートネックになることで首の骨が本来の状態を保っていない場合、血管や神経が圧迫されるため、頭痛や肩こりなどの症状が現われることがあります。
姿勢が悪かったり長時間パソコンやスマートフォンの操作をしたりすることで無理な姿勢をとり続けていると、ストレートネックになりやすいと言われているので注意が必要です。

ストレートネックと自律神経失調症にはどんな関係性があるの?

首は頭部を支える大切な部分ですが、脳からの信号を身体に伝えるための神経がたくさん通っている部分でもあります。
その神経のうちのひとつに自律神経も含まれているのです。

自律神経は交感神経と副交感神経の二つの神経から成り立っており、交感神経は身体が活発に活動する際に優位に働く神経で、過度の緊張やストレスを感じている時なども活発化します。
副交感神経は身体を休ませる際に優位に働き、リラックスしている時や寝ている時に活発化します。
これらの神経の働きは内臓の働きにも大きく影響を与えており、私たちが意識することなく自動的に働いてくれるものです。
しかし、自律神経の働きに乱れが生じると身体や精神の不調となって現われます。

ストレートネックになると首の部分に集まっている神経を圧迫してしまうので、神経の本来の働きを低下させてしまうことがあります。
自律神経も例外ではなく、ストレートネックによって神経が圧迫されると本来の働きを十分に発揮できなくなるのです。

特に自律神経は頭部の骨と頸椎(頭部を支えている骨)が繋がっている部分にあるので、ストレートネックによる骨の歪みで神経が圧迫されやすく、神経の伝達機能が低下しやすくなります。
すると、自律神経失調症となり内臓機能が低下したり、神経が興奮してイライラしたり不安感が強くなるといった症状が出てしまい、身体と心のどちらにも強い影響を与えるようになるのです。

ストレートネックに要注意!

ストレートネックに要注意!

自律神経失調症になる原因として、これまではストレスがクローズアップされてきましたがストレートネックが原因のひとつになっていたとは意外な感じがしますね。

ストレートネックは無理な姿勢などの生活習慣が原因でなるものなので、まずは、身体の歪みを正すことで、身体本来の機能を正常に保つ対策をとることができます。
姿勢を正すことで心身ともに健康になりましょう。

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