もっと手軽に肩こり解消！ 毎日できる4つのストレッチ

アナタはひどい肩こりに悩んでいませんか？

一般的に肩こりを訴えるのは女性の方が多いと言われていますが、あるアンケート調査の結果では、成人女性の8割、成人男性の2割は肩こりの症状に苦しんでいるという結果が出ています。
まさに肩こりは私たちの生活とは切っても切れない、現代病だと言えますね。

今回は、肩こりが招く症状と肩こり解消に役立つ4つのストレッチを紹介します。

「たかが肩こり」だと考える人もいますが、肩こりが酷くなることで次のような症状を招きます。

頭痛
目の痛み
倦怠感
吐き気

さまざまな体の不調を引き起こし、最後にはつらい痛みで仕事や家事にも集中できず、生活にも支障が出てしまいます。
そんな時には、肩甲骨周りのコリをほぐす「肩こり解消ストレッチ」で、つらい肩こりを緩和しましょう。

肩こりのつらさを和らげるためには、肩や首の筋を揉みほぐせば良いと考えてしまいがちでしょう。
ですが肩こりの解消には、肩甲骨を周りの筋肉のコリをほぐすことが一番効果的です。

なぜなら肩甲骨には首や肩を動かす筋肉だけではなく、腕やお腹といった上半身を動かす筋肉が数多く接合していて、上半身全体の動きに重要な役割を果たしているからです。
そのため肩甲骨周りの筋肉が疲労で強張ってしまうと、腰痛・便秘・ポッコリお腹やバストの垂みといったさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

肩こりという形で自覚症状が現れたら、その都度肩甲骨の筋肉をほぐすストレッチを行って対処していくことが大事です。

今回ご紹介する肩こり解消ストレッチ法は、もともと整体院で肩凝り患者に行われている施術を参考に開発されたストレッチです。
特別な道具もいらず、誰でも短時間で簡単にできるストレッチばかりですので、家事の合間や仕事の休憩時間など「ちょっと疲れたな」と感じたら、気軽に試してみて下さいね。

1. 肩回しストレッチ
左右の肘を曲げて手のひらを肩の上に置き、その状態で前へ5回、後ろへ5回大きく肩を回します。

2. 腕伸ばしストレッチ
左右の肘を胸の高さでW字になるように曲げ、背筋を伸ばした状態で両腕を横から真上に伸ばし、ゆっくりと腕を下して、しっかりと腕を伸ばすストレッチを5回繰り返します。

3. 上体ひねりストレッチ
左右の肘を胸の高さでW字になるように曲げたまま、身体を左右にひねるストレッチを左右5回繰り返します。

4. 後ろ手で腕を上げ下ろしストレッチ
両腕を後ろ手で組み、しっかりと胸を張り背中を伸ばした状態でできるところまで腕をあげて、ゆっくり下げるストレッチを5回繰り返します。
このストレッチを1日3～5回繰り返していると肩まわりの柔軟性が良くなり、肩こりが楽になっていきます。

毎日のデスクワークや家事など、肩がこってしまう場面は多いことでしょう。
そうした時には、今回紹介した4つのストレッチを実践されることをオススメします。
毎日の習慣にして、肩こりの無い生活を目指してみてはいかがでしょうか。