慢性的な頭痛や肩こりを引き起こすストレークネックとは?

慢性的な頭痛や肩こりを引き起こすストレークネックとは?

慢性的な頭痛や肩こりに悩まされ、さまざまな解消法を試してみたもののなかなか効果が得られない……とお悩みの方はいませんか?
もしかするとその原因は、「ストレートネック」かもしれません。

今回は、現代人に増えているストレートネックの原因と健康に与える影響、改善のための方法についてお話します。

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、その名の通り「首が真っ直ぐに伸びてしまっている状態」です。
人間の首は、弓のように後方に少し反った形をしています。このカーブがあることで、背骨にかかる頭の重さや、歩行時に下半身から脳へ伝わる衝撃が軽減されているのです。

しかし、ストレートネックの方には本来あるべき「反り」がないため、首や肩へかかる重さや歩行の際に脳へ伝わる衝撃が大きくなってしまいます。

ストレートネックによる影響

ストレートネックによって首の反りが失われると、身体にさまざまな不調が現れます。
慢性的な頭痛や肩こりに始まり、首の痛みやめまい、吐き気、耳鳴り、手のしびれ、など。

また、頸椎は自律神経に深く関わる骨でもあるため、自律神経失調症の症状に悩まされる場合もあります。

セルフチェックで確認

上記の症状にお悩みの方で、自分もストレートネックかも……と心配になった方は、次の方法でチェックしてみてください。

1. 壁を背にしてまっすぐ立つ
2. かかと、お尻、背中を順に壁にくっつける
3. 少し顎を引く

いかがですか?
この状態で後頭部が壁についていない方は、ストレートネックになってしまっている可能性があります。

また、上を向くのが辛い、腕を上にあげるのがキツイという方も注意が必要です。

ストレートネックになる原因は?

ストレートネックを引き起こす原因は、普段の姿勢だと言われています。
猫背気味の方や、スマートフォン・パソコンの長時間の使用でうつむいている時間が長いという方は要注意。

首の緊張状態が続き、筋肉が強張ることでストレートネックに繋がります。

バスタオルを使って改善

慢性的な頭痛や肩こりを引き起こすストレークネックとは?

ストレートネックを改善するために有効なのが、バスタオルを使った方法です。

1. バスタオルを縦長に半分に折る
2. 横に半分に折って短くする
3. 折ったバスタオルをくるくると丸める
4. バスタオルが緩まないようひもなどで結ぶ
5. 丸めたバスタオルを首の下に入れて横になる
6. 左右にゆっくり10回ほど顔を振る
7. 顔を正面にもどし、2~3分ほど休む

ポイントは、5のときに頭が少し浮いた状態になるようにすることです。
毎日続けることで、徐々に首の反りが改善されていきます。
はじめは2~3分休むことから始め、少しずつ休む時間を伸ばしていきましょう。

慢性的な頭痛や肩こりの原因となる「ストレートネック」についてお話しました。
心当たりがある方は、日常生活の姿勢を見直してストレートネックを改善することで、頭痛や肩こりからも解放される可能性があります。
しかし、姿勢を正そうと意識するあまり、逆に首に力を入れすぎてしまわないよう注意しましょう。

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