呼吸に気をつけるだけ!? 腰痛を改善する「ロングブレス」

呼吸に気をつけるだけ!? 腰痛を改善する「ロングブレス」

数年前に大きな話題となり、今でも実践する人の多い「ロングブレス」ダイエット。

ロングブレスのエクササイズは、実はダイエットだけでなく、腰痛の改善にも効果があることをご存知でしょうか?
ロングブレスの腰痛改善効果とやり方についてご紹介します。

ロングブレスってどんなもの?

ロングブレスというのは、その名の通り長く息を吐く呼吸法のこと。
ただ呼吸をするのではなく、思いきり息を吸って思いきり吐くのがポイントです。

ロングブレスダイエットの考案者である美木良介さんは、もともと20年以上腰痛に悩んでいたといいます。
そもそもロングブレスはダイエット目的というよりは、腰痛改善を目的として考案されたものだったのです。

腰痛改善のカギは「腹式呼吸」

一般的な筋力トレーニングは腰に負担がかかるものも多く、筋肉を鍛えるはずが腰痛の悪化につながってしまうというケースも少なくありません。
ロングブレスダイエットは激しい動きをすることはないので、体に負担がかかりにくいのがうれしいですね。

正しいフォームを心がければ効果的に腹筋を鍛えることができます。
意識的な腹式呼吸を継続することで、ダイエット効果と腰痛の改善、両方が期待できるのです。

正しいロングブレスの方法は?

正しいロングブレスの方法は?

ロングブレスの基本は、3秒かけて鼻から息を吸い、7秒かけて口から吐き出すだけ。
息を吸い込む時には、肺が広がるように手を広げたりバンザイをするように上げたりして思いっきり吸い込むとより効果的です。

吐く時にはお腹やおしりをはじめ、体全体にグッと力を入れるようにします。
お腹をへこませるようにして、7秒かけてすべての空気を強く吐き出すように心がけましょう。

息を吸って吐くだけと考えればシンプルですが、1セット1分続ければかなり腹筋に力がつく感じがするはずです。
これを1日3セット、できるだけ毎日継続していくようにしましょう。

ロングブレスを実践するときの注意点

ロングブレスをするときに腰が反りすぎると、腰に負担がかかってしまいます。
体幹を鍛えることを意識し、正しいフォームを心がけることが大切です。
お腹、特におへその下あたりを中心に、全身に思いきり力を入れてへこませるようにしましょう。

慣れないうちは鏡の前でお腹がちゃんとへこんでいるかを確認するのもオススメです。
腰のコリなどを感じる時にはロングブレスは効果的ですが、腰に激しい痛みがあるときなどには無理に実践せず、お医者さんに相談することをおすすめします。

ロングブレスが腰痛改善に良いと言っても、1日や2日で効果が出るものではありません。
毎日ロングブレスを継続していくことで、つらい腰痛が次第に改善されていくことでしょう。

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