ネックレスで肩こりに!? 見落としがちな肩こりの原因

ネックレスで肩こりに!? 見落としがちな肩こりの原因

ネックレスを身につけている方は大勢いらっしゃいますが、実はそれが肩こりの原因に繋がっている可能性があることをご存知でしたか?
意外な関係性かもしれませんが、症状がひどい人は一日ネックレスをつけているだけで頭痛や吐き気を覚えるということもあるようです。
今回はネックレスが肩こりを引き起こす可能性とその理由をご紹介します。

ネックレスが肩こりの原因になる2つのケース

ネックレスが肩こりの原因になる2つのケース

・「ストレスを感じている」ケース
ネックレスをしていて首回りの肩こりが気になっている場合、アクセサリーをつけていることで「引っ掛かり」や「重み」などが気になるという方も少なくありません。
こういった場合その違和感がストレスになって肩こりを引き起こすということがあります。

長期間のストレスを感じると、人間の自律神経は反射的に交感神経に傾いて身を守ろうとします。
交感神経は血管を収縮させる働きを持っているため、筋肉が緊張した状態が続いてコリを引き起こしてしまうのです。

・「体が歪んでいる」ケース
ネックレスの重さはほんの数グラムにすぎません。
数グラムの重さのものを身につけているだけで肩こりを感じてしまうということは、そもそも「体が歪んでいる」場合があります。
姿勢の悪い方に多い症状ですが、体の歪みを放っておくと血液の循環が妨げられて筋肉のコリが解消されにくくなります。
まずはネックレスの重み程度では血液循環が悪くならないような、健康な体を維持する心がけが非常に大切ですね。

ネックレスで肩こりにならないために心がけるべきこと

このような肩こりに当てはまる方は、以下のような対応を心がけてみましょう。

・「体液循環」に目を向ける
私たちの身体には、血管やリンパ管などさまざまな管が張り巡らされています。
全身を流れる血液やリンパ液など体液の循環が滞って、筋肉疲労が解消されないことが肩こりの主な原因です。

肩こりが気になる方の中には、姿勢の改善を意識している方も多いかと思います。
ですが血流が悪いと、姿勢改善で得られる効果も少なくなってしまいます。
もし姿勢の改善を試みても肩こりを感じる方は、このような「体液循環」にも目を向けていくことが大切です。

・自律神経を整える意識を持つ
自律神経は交感神経と副交感神経のふたつで成り立っていますが、どちらかが優位な状態が続いてしまうと、身体中のさまざまな部分に悪影響が出てきます。
主に交感神経は活動時や興奮時など集中している時に強く働き、副交感神経は睡眠時や食事時などリラックスしている時に強く働きます。
適度な運動をしたり、睡眠をしっかり取るなど、意識的に自立神経のバランスを整えるよう心がけましょう。

・首や肩に極力負担がかからない服装を選ぶ
血行や自律神経など、生活習慣を改善しても症状が改善しない場合は、服装の選び方に注意してみましょう。
ネックレスだけではなく、ペンダントやタートルネックなど、肩や首回りに負担がかかる服装も肩こりの原因につながる可能性があります。
どうしても肩こりが治らない場合、こういった服装を避ける必要があるかもしれません。
ネックレスで肩こりを引き起こしてしまう場合は、「ネックレスをしただけで肩こりになってしまう状態」であるとも言えます。
肩こりを悪化させないように、今回紹介したようなケア方法をしっかりと行っていきましょう。

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