手軽に実践できる! 簡単1分ストレッチで腰痛対策
現代はパソコンを使用するデスクワークが多いため、無理な姿勢のまま長時間過ごす方が増えています。
このような理由から、腰痛にお悩みの方が少なくありません。
ただ、腰痛対策をとる際には、腰だけではなく上半身のすべてに働きかけることでより効果が得やすくなるでしょう。
ここでは、腰痛対策のひとつとして簡単に実践できるストレッチのやり方をご紹介します。
デスクワークが腰痛の原因となってしまう理由
デスクワークをしている時、首や肩や腕などを無理な位置で固定させた状態となります。
このように無理な姿勢が続くと、首・肩・背中・腰などの上半身の筋肉がこわばり、血液の循環が悪くなってしまいます。
腰に痛みを感じるようになるまで、身体への負担に気づかないことも珍しくありません。
大切なのは上半身をほぐすこと
腰痛が気になる場合、腰の痛みを解消することに意識を向けてしまいがちですが、実は、上半身の筋肉全体のコリをほぐして、血行を促すことが大切なのです。
方法としては、筋肉が硬直しないようデスクワークの途中でこまめにストレッチをすることです。
ただ、忙しくて時間がない時、首・肩・背中・腰など、それぞれのコリをほぐす時間をとるなんて、なかなかできませんよね。
そんな時におすすめのストレッチ方法をご紹介します。
簡単に実践できる簡単1分ストレッチのやり方
腰痛対策のためのストレッチ方法は数多くありますが、ご紹介する方法は、椅子に座ったまま、上半身の筋肉をまとめてストレッチできる方法です。
デスクワークの合間に簡単に実践できるので、機会を見つけて行ってみてください。
① まず、椅子に座ったまま、リラックスした体勢をとって、手のひらを胸の前であわせて指を組みます。
この時、少しゆっくりとした呼吸を心がけるようにすると、ストレッチの効果を高めることができます。
② 次に、目を閉じたら、顎を引いて頭をゆっくりと下げて、胸の前で組んでいる手をゆっくりと前にのばすようにして、息を大きく吸いましょう。
この時、上半身の筋肉が心地良くほぐれていくのを感じるでしょう。
③ 最後に、その体勢を維持したままで、息を大きく吐きながら、組んだ手のひらをゆっくりと外側に返していきます。
このプロセスを2セット繰り返します。(所要時間1分)
腰の痛みが生じている場合、すでに上半身にかなりの負担がかかっている状態です。
できれば、深刻な痛みが生じる前に、毎日の中で手軽に実践できるストレッチ方法で、腰痛対策をとるようにすると良いでしょう。